地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

なぜか明け方に。

まだ病院に検査に行く前、
家の書類を整理していたら
市の子宮がん検診票を見つけました。
一年前に期限が切れていました。
その時、
がん、という文字がやたらと目に焼き付いて
検索し、子宮がんのブログに書いてある症状に似ていて
病院に行ったのでした。
直感、というのは大事です。


気にしていること、気になっていること、
いつかやらなきゃ、と思っていること、
それらが日々の忙しさで忘れて
意識下に潜り込んでしまい
とても大事なことだったのに
手を付けられず
後回しにして、
心のどこかにいつも引っかかってる。
不安や悩みの正体や種が
奥深くからむくむくと芽を出す時間帯があります。
それは、明け方。
まだ明けきらぬ、それでいて真夜中でもない
そんな時間帯。
病気、借金、人間関係、親子関係、散らかった部屋、
片づけても片づけても、次から次へと
押し寄せる、何か。
日が昇り明るくなったらそこまで不安にもならないのに
どうして自分は世界でたった一人だけ
目を覚ましているんだろうと思ってしまう。


検索してみると
うつ病の症状の一つなんですね。
これが毎日毎日続いたら
さすがにしんどい。
私はがんとはっきり診断が下るまでが
こういう状態でした。
診断が下って、
もうここで切る、と覚悟を決めたら
日々悩みはするけど
朝の4時に暗闇の中で目を開けていることがなくなりました。
手術の日が確定すると
その日までにやらなければならないことが
たくさん出てきました。
やらねばならない物事を
優先順位をつけるために紙に書きだし
今日できることを
一つづつ、こなしていく。
そして、
もし、出来なくても
「自分を責めない」
明け方に芽を出す不安の栄養は「自責」です。
男性女性大人でも子供でも、
誰もがあまりにも自分を責めすぎる。
精神が強い弱いの関係じゃなく。
もし、反省すべき点があるのなら
反省したらそれでいいじゃないの。


それでも目が覚めてしまうのなら
いっそのこと起きて、
非公開でブログ記事を書くか(自分の場合)
非公開で思いのたけをコメントする、
という手もありますよw

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