地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

男か女かより命が大切でしょ。

知り合いの女性に会い、
今度入院するんですと言ったところ、
私も子宮は取ったのよ、とのこと。


「今はね、もう全然平気。
自覚症状もなくて市の検診で引っかかって
病院に行ったら腫瘍があってね
がんじゃないけどこれからがんになる可能性がある
子宮全部取りましょうって言われて
取ったけど
もうどうせこれから子供は産まないんだからいいでしょう
生理も終わってるしって
先生に言われて
そんな言い方ないんじゃないのかって思って。
だって女じゃなくなるんでしょう。
嫌だったわ、取るのじゃなくて、言い方が。
でもね、今は体も軽いし何にもなくて
取った方が元気になったみたいよ。
まあ、がんじゃなけりゃね、がんじゃ。」


先にがんと言わなかったから
今更言えなくなりまして。
それほど親しくもないから言わなくてもいいんだけど
女じゃなくなる、という方に
心が引っ張られましたね。
臓器が一つなくなる、ぐらいの感覚だったから
そういう風に思ったことがなかったです。


乳房が無くなっても
子宮が無くなっても
男にはなりませんねww
男になるには睾丸とペニスをつけなきゃならんでしょうな。
それでも子宮や乳房のない女は女じゃないというのなら
この体は一体何なんだろう?


今回のことで
性同一性障害の方々に思いを寄せました。
心は女でも体は男。
心は男でも体は女。
どうしようのない違和感みたいなものを
ほんの少しだけ共感しました。


直接言われたわけではないので気にしませんが
やはり
子宮摘出と聞いて
職場で
私が女じゃなくなる女じゃない、という人がいたそうです。
それを噂として私に聞かせるというのも
どうかと思いますがw

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