地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

子宮摘出の手術⑤~退院へ

入院期間は全部で10日間でした。
点滴が抜け、ドレーンが取れ、背中の管も取れ、
体からすべての管が取れた時、
普通のご飯が全部食べられるようになりました。
先生になるべくたくさん歩くようにと言われていたので
今日は自力でシャワーを浴びる、
明日は院内の売店まで行って何か買う、
と毎日目標を立て
それをクリアすることによって自信をつけようとしました。


なるべく抗がん剤治療中の患者さんの
病気や治療の話を聞かないようにしました。
病状なんてそれぞれ違うのに
人のそれを聞いていると
これから同じことが起きるようで
自分の回復に良くないように思われたからです。
もし、
万が一追加治療があっても
それはその時に考えよう、そう思いました。


それより
仕事をしながらお見舞いと
娘と赤ちゃんの世話と
家事をこなしている夫の事が心配でした。
退院後それほど動けそうもない私もいます。
ちょうど私の入院と実の弟の病気が重なり
母に頼ることができなくなったのです。


幸い、腸の痛みが時々あるだけで
後遺症と言われるようなものもなく
無事退院することができました。
入院時と退院時の体重が全く同じだったので
私についてくれた学生さんが
大抵は瘦せますけど、すごいですよ~というので
ちょっと笑ってしまいました。


入院費は106000円でした。
腹腔鏡の手術と思っていたので
大量の大きなナプキンや
生理用のショーツを買ったのですが
使いませんでした。
術後はおりものも血もまるで出ません。
一番使ったのは術後腹帯です。
血が付くので替えは必要です。


10日ぶりにクーラーのきいた病院から出ると
気温の高さと湿度にやられました。
今年の夏はまたまた暑くなりそうです。

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