地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

子宮摘出の手術③~痛み

手術の次の日。
手術からまだ24時間たっていないのに
立って歩いてみてくださいと言われ
看護師に手伝ってもらいながら
起き上がってみましたが
耳鳴りがして目の前が真っ暗になりました。
そりゃそうだよ
上の血圧が80しかない。
立つのはまた次の日になりました。
なるべく早く自力でトイレに行けるように
とのことですけど
無理ですね。


その日の晩。
水分は取れるようになりましたが
まだ食事は取れず
そのせいか、腸がやたらと張って痛い。
夜中に全く眠れなくなり
看護師に痛み止めを追加で打ってもらいました。
その時、
「あなたは我慢しすぎですよ」と言われたのです。
「術後痛いのは当たり前です」とも。
そう、私は痛みに強いところがあるようです。
そして、どこか遠慮しているのです。
これくらいで弱音は吐いてはいけない、そう思っているのです。
これは女性に多いように感じます。
出産のときも、子育ても、家庭生活も、仕事も。
自分のことは後回し。
我慢して生きています。
でもこんな病気の時ぐらい
甘えてもいいんだなあと
まさに目から鱗が落ちたようでした。

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