地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

子宮内膜掻把術の入院

この字を見てるだけで怖いですね~。
子宮内膜をこそげ取って詳しく調べる
そういう検査入院です。
仕事だった夫はお休みを取りました。
なぜなら先生からの説明を
身内の人が必ず聞かなきゃならなかったから。
1泊2日の検査入院ぐらいでと思いましたが
麻酔も使う手術ですからね。
予定の午前11時に入って
先生の説明があるまで夫は午後4時まで待ちました。
今回で病院側にクレームをつけるとしたら
この5時間の待ち時間ですね。
良く待ってくれましたよ、私よりくたびれたでしょう。


血液検査やX線は前日やっていたので
当日は内診と子宮口を広げるための
単純に言うとタンポンみたいなものを入れ
一晩そのままです。
相変わらず内診は嫌なものですが歩くのも苦にならず
シャワーも浴びていいとのこと。
家事もせず一人きりで過ごすことが久しぶりだったので
大部屋の締め切ったカーテンの中で心が浮きだったのが
自分でもおかしかったです。


当日、朝食水分は抜きです。うん、それつらいw
点滴を打ってもらい朝一で手術です。
手術数の多い病院なのだな、と思うのが
看護師さんたちのてきぱきとした慣れた動き。
麻酔も点滴の管からすうーっと入ってきて
「急に眠くなりますよ」と聞いた瞬間から記憶がありません。
昔、脊髄と脊髄の間に入れる痛い麻酔をしたことがあったので
びくびくしていましたが、痛くもかゆくもない。
手術室に入ってちょうど40分、声をかけられて目を覚ますと
すべて終わっていました。


全身麻酔というのを初めて体験しましたが
この一瞬で深いところまで寝てしまうという体験は
不思議でした。
起きた時、
ふわふわと気持ちよく、ちょっとハイになっていました。
人にもよるでしょうね。
食事も入るし出血も少なく、痛みもない。
内診の後、夕方には退院しました。


この入院の支払いは2017年6月現在で35000円。
病院を変わってからの初診料と検査で12000円。
MRIが11000円で
とにかく湯水のように財布からお金が出ていきます・・。
この金額は3割負担だけです。

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