地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

九州国立博物館 古代メキシコ展へ

大宰府にある九州国立博物館で
「古代メキシコ展」をやっていたので
行ってきました。
駐車場から歩いて向かうと紅葉した木の向こうに
建物が見えてきます。

太宰府天満宮から行くルートの方がおすすめです。
近未来的なトンネルのエスカレーターがかっこいい。


すべての展示物が撮影可能なんて
一昔前では考えられないですね。

神殿の一番上から持ってきちゃった生贄を捧げたであろう石像。
後ろのパネルの写真見ると一番上にありますね。
たぶん真ん中の腹の上に心臓を置いてた、らしい。
よく見ると全体が赤い。
生贄は王族や身分の高い人々が担っていたと書いてあり
生贄の概念がちょっと思ってたのと違う。

そしてこれこれ、これが見たかったマヤの文字。
向かって左側が金星を表し、棒が一本縦に走っているのが
数字の5を表し、右が太陽を表し、小さな丸が8つありますね、
だから数字の8を表します。
金星の1周期が549日の5回分で2920日。
太陽の1周期が365日の8回分で2920日。
つまりこの一つで「2920」と読むんですね。
ものすごく正確な天文学の知識と
それを一つで表すことの出来るデザインセンス。
しかも1000年以上前に。


おみやげに私の名前をマヤ文字で表した印鑑買いました。


今回の展覧会の目玉、赤の女王。

実際は遺骨が真っ赤だったらしいです。

ポスターで見た時、30センチぐらいかなと思ってた戦士の像。

たぶん頭身のバランスのせいだと思うけど、実物は等身大。

映り込んでる人と比べると意外と大きい。
鳥の被り物と鳥のかぎ爪がなんとも良い。

顔がとてもリアルな高貴な人の像。

顔の感じからしてモンゴロイドでしょう。
親しみを感じる顔立ち、誰かに似てる気がする。


そして、
メキシコと言えば、骸骨。



これはホントに人の頭蓋骨を使って作った物。
神様として神官がつけていたらしいです。
皮をはいだ跡があります。
その皮も付けていたとありました。
今の価値観からすると残酷だと思われますが
すべてが信仰であり、彼らの世界観を
誰もが責めることはできません。


展示会そのものは
大きなモニターで展示物に関するビデオを流したりして
とても見やすく、わかりやすく工夫されていて
ただのトルティーヤ好きの日本人でも楽しめました。
学芸員さんや関係者の皆さん、ありがとう。


余談ですが
昔、ほんとかどうかわかりませんけど
前世占いで
アステカの戦士だったと言われたことがありw
どうも王様に褒められたくて
やりすぎて、
なんかやらかした男性だったらしいです、私。
占いはこういう楽しいものは信じるようにしていますw

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