地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

夫のうつ ①

夫が息子のために選んだ花

夫は息子を事故で亡くした後
職場へ向かう電車の中で猛烈な頭痛に襲われ
その後電車に乗れなくなりました。
脳神経も異常なし、体に異常がなく
それでも頭痛は治まらない。
そこでやっと精神科、心療内科を受診するよう紹介され
うつ病と診断されたとき
夫はなんだかほっとした顔をしました。
原因不明のままでは不安だったんでしょうね。


いくらでも休んでいいよ、と言うしかない、家族はね。
頑張っては禁句と何かで読んだし。
職場で何があったかは言わなかったですね。
ずっと何かのストレスがあって
で、息子の事故がトリガーになった。
結構病気がちの人で家での療養は結構慣れてたし
私にはずっと続けている仕事もある。
夫の職場も理解があって
トータル1年半は休みました。
その間は傷病手当も出て
振り込みは一年後でしたけど
出るとわかれば少し気も楽でした。


うつ病も色々あります。
夫は過眠と過食のうつでした。
人間こんなに寝れるもんなのかと感心しました。
24時間中20時間寝ていたのです。
あと、殻付きピーナッツを食べ始めると止まらなくなる。
TVを見ながら何かをずっと食べる。
ご飯も食べる。
そして寝る。
筋肉が落ち、お腹だけが膨れていく。
この人、どうなるんだろうと不安になる日も多かった。


数か月後、少し過眠も治まりかけたと思ったら
昼と夜が逆転し始めました。

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