地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

夫のうつ そして今 ⑤

コロナ禍でリモートが進みました。
まさか診察までもがリモートだとは。


夫はカウンセラーとリモートの診察を始めました。
よっぽど心を許したのか
新しい先生に今までのことをまた話すのが面倒なのか
それとも
これも、人に対する依存なのか。
それはわかりません。


長い休職の後、復職して
三か月ほど休み、復職して
また休み、時短で復職して
今度は時短の時期を伸ばしてもらい
ゆっくり復職して
今やっとフルタイムで仕事に行けるようになりました。
ここまでトータル3年半ぐらいかかっています。
そして、明日も仕事に行けるかどうかは
明日にならないとわからないのです。


家族がうつの場合
ついつい得た情報でどうにかしようと焦ったり
一緒に絶望したり
相手に感情をぶつけたり
最悪離婚を考えたりするかもしれません。


夫の病気はプロに任すしかありませんでした。
精神科医と産業医とカウンセラーに。
理解しようと思いながらも、もどかしい思いもしました。
同じように私も息子を亡くしているわけです。
なぜ私は発症しないのか。
いや、もしかしたらこの先発症するかもしれない。
溜まったストレスが他の何かのトリガーで
爆発する日がくるかもしれません。
誰だってなる可能性のある病気なんですね。
もしかしたらその種は
心の奥にもうあるのかもしれない。

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