地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

私の子宮がんの症状②

女性であれば出血はそれほど怖くありません。
男の人の方が血に弱いかも。
しかも自分の体の出血に弱い男性、多いかな~?


大量出血の後、
2日ほどで治まってしまうんです。
ほおっておけばほとんど出ない。
でもまた4~5日すれば
ほんの少し出血して、
だらだら続いて、
それの繰り返し。
でも、これ完全におかしい、と思ったのは
さらさらした水っぽいおりもの。
あまり臭いもなく、少し血が混ざり、
何の抵抗もなくスーッと出てくる。
まるで尿漏れのようでした。


それが止まらなくなったので心配になり
検索。
ヒットしました。
不正出血 水っぽいおりもの
そして、がん、の文字も。
背中がヒヤーッとしました。


今でもそうですが
その症状とプラスで「だるい」というのもあります。
それはそれは疲れるようになりました。


・不正出血
・水っぽいおりもの
・体のだるさ


これがあるのなら病院に行った方がいいですね。
更年期の症状とあまり変わらないので
見逃してしまいがちです。
もし調べて何もないのであれば
それに越したことはありません。


でもこれ以上の症状はないんですよね。
だから、症状が進んでしまうのでしょう。


十数年ぶりの婦人科

ネットで見た子宮体がんの症状と
自分の身に起こってる症状が
あまりにも似ていて
これはもう今すぐにでも病院に行かなければ!
と、予約を入れようと電話を握りしめ
思いつく婦人科と言えば
二人目の子供を産んだ産婦人科しかありませんでした。
これまで生理痛もほとんど無く
生理不順もなく
二人の子供を産んだ子宮は
ただ順調に
このまま体の中で静かに静かに眠っていくのだな
と思っていました。


久しぶりにその病院に行くと婦人科のみの受診になっていました。
産科は少子化のためか
先生が高齢のためか、もうやっていませんでした。
そういえば
下の息子を産んだ時、
お産の入院患者は私だけで
少し寂しかったのを覚えています。
そして、会陰切開や麻酔がとても上手い先生だったのも
思い出しました。


内診というのはいつまでたっても
慣れる、ということはないんですよね。
ただ昔と違って診察台に自分で登るということはしなくてよくなったし、
診察の椅子がとても柔らかくて明るいピンク色、
というのは少しだけ、そうほんの少しだけ心は楽になります。


子宮内膜の細胞を取る時、痛いです。
ずん、とくる痛さ、数秒ですけどね、嫌なものです。
だから婦人科の検診したくないと思ったんだよなぁって。


そしてエコーの検査。
ああ、素人目で見て、一部分膨らんでいるのがわかる。 
通常十数ミリの子宮内膜が37ミリほどになっている。
丸くて、つるん、としている印象で
これが悪性の物とはとても思えませんでした。


がん検診や初診料で今回は6800円
バカにならない値段です。

私の子宮がんの症状①

体調がおかしいと気づいたのは
出血よりもおりものの方でした。
40代も終わりかけ
生理も来たり来なかったりで
2~3か月生理が来ないと
生理のことなんか忘れてしまうんですね。
生理の不快感もなく
毎月の煩わしさに囚われることもなく
仕事に集中できる。
体も軽い。
もともと風邪もひかないような体で、
月60時間超えの残業しつつ
家事も趣味もこなしていました。


おりものシートから
あふれだすように水っぽいおりものが
下りだしたのが
去年の冬あたり、だったような・・。
それほど気にしませんでした。
何より人手不足の会社、それどころじゃなかった。


今から2か月ほど前(2017年3月)
仕事中に
さーっと何かが下るような感覚がして
それが止まらない。
慌ててトイレで確認すると
大量に出血していました。
更年期にはよくあることだと
その程度でした。
ただ、出血も生理のそれとは確実に違った
と、今では言えますね。


つづく

はじめまして

50代主婦、フルタイムの会社員みあれです。
二人の子供が独立し、
夫と二人、さあこれからという時に
更年期の症状だとばかり思っていた
不正出血が
まさかの子宮体がん。


病気らしい病気もせず
体力も自信があった自分がまさかの
がん告知。


もし、
この記録のような日記が
誰かの役に立てたらと思い
ブログをはじめました。


どうぞよろしくお願いします。