地球の隅っこの暮らし~子宮体がんと夫のうつと人生のかたち

体験したがん、そして夫のうつ、日々の思ったことなど

更年期の症状だと思っていた不正出血がまさかの子宮体がん!(2017年)
がんを乗り越え、仕事をしつつ、
これから迎える人生の後半を楽しむためのブログです

がん、と言ってみたけれど。

がん、と言う病気を人に話すと
その相手は持ってる情報を伝えようとしてきます。
身内にがん患者がいる、
友人にがんに罹った人がいる、
こういう部位のがんで、
どこそこの病院で治療して、
で、
今はピンピン元気にしてるから
絶対大丈夫!
こういう元気を出して的な情報は
普通の人の健やかな心から出てくる
ありがたい励ましの言葉です。


ただ困ったことに
たまにいるんです。
ご自分の宗教を教えてくださる方や、
日本でのがん治療は遅れていると
言ってくる人、
民間療法を勧めてくる人、など。
心配して言ってくださるので
ありがたくお聞きします。


悪気はないと思うんですよね。
何かあった時にどうですか?と、
いった具合なんでしょうが
とくに宗教系に関して言えば
こちらは今さら見ず知らずの他人とかかわる余裕もなし!
といったところです。


がん治療に関して言えば
とにかく今は検索すれば色々と出てきます。
そういう世の中です。
だからつい、
自分に都合のいい情報を鵜吞みにしたくなります。
楽な方に飛びつきたくなります。
私も今だもって
切らずに治る方法があればいいのにと思ったりもしますし、
もしかしたらこれってただの腫瘍かも、などと
現実を見ない方向に流されたりもします。


母にがん告知をしたとき
暗く落ち込むんじゃないかと心配したんですが
一言
「もうこうなったら、腹をくくれ」
と言われたんですね。
「子宮の病気は消化器系と違って食えるから
心配するな」ともww
そんな心配してませんけどw


前に進もうとする時、
一番の元気をくれたのが
一番身近な人でありました。

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